恋愛の考え方

恋人の条件は”ギャンブルしない人”になったワケ!自称「パチンコ嫌い」の彼の嘘

 

【投稿者コラム】

当時付き合っていた彼氏は仕事が忙しい人で、仕事が終わる時間も遅く、連絡がくるのも日付が変わるギリギリの時間でした。

ですが、休日になるとデートはきちんとしてくれていましたし、連休になると「旅行に行こう」と全てお金を出してまで旅行に連れてってくれるようなお金の羽振りが良い人でした。残業代が相当なものなのだろうなと自分では思っていました。

ですがある日、同じ職場の同僚から「お前の彼氏、昨日あそこのパチンコ屋で見たよ」と言われたのです。

ですが彼はギャンブルは全くしない人ですし、「パチンコ屋に行く時間がないから、皆よくそんな時間があると思う」という人間でした。
そんな人間がパチンコ屋にいる訳なんてないし、しかも平日ともなれば仕事が終わるのが遅くてそんな時間帯にいるはずはない!そう思って信じれずにいました。

その同僚と彼もそんなに何度も会ったこともないし、もしかしたら人違いなのかもしれないと思い半信半疑でいました。
彼にそんなことを聞く訳にもいかず、気になっているのに誰も信じれずにいた状況が嫌になり、私が起こした行動は、パチンコ屋の駐車場の観察でした。

彼の車は希望ナンバーで、そんなに多いものでもないので探しやすいかなと思ったのですが、なんとすぐに見つかったのです。駐車場に入ってすぐでしたね。

彼に連絡をしてみると「仕事中」との回答で、電話がしたいと言っても「現場だから無理」とのこと。
信じられない!と思いながらパチンコ店に乗り込むとスロットの真っ最中でした。

驚く彼を引きずって外に出ると「ごめん!」の一言。

詳しく話を聞くと、今までの旅行代やデート代は平日のスロットで稼いだもので、仕事と言っていたのは全てスロットをしていたのだとか。残業はほとんどなく、平日は閉店ギリギリまでスロットしていたのだとか。

信じられないという気持ちと、今まで貰ったものや楽しかった思い出が全部汚く感じてしまって、彼への気持ちが冷め切ってしまいました。

自分がパチンコをする人への嫌悪感をわざわざ私に伝えていたのに、実はそれも嘘ばっかりで自分は毎日パチンコ屋に通っていたなんて、「パチンコをしている人が嫌がられることを知っている上での言葉だな」と感じましたし、そこまでしてスロットをしなければいけなかったのか?と感じてしまいました。

彼は「お金が多かった方が良いかと思って」とまるで私のタイプになるために頑張ったと取れる言い分を伝えてきましたが、別にお金がある彼を好きになった訳じゃありません。
旅行のお金だってデートのお金だって自分でもだせたし、それなら仕事の残業をしてくれた方が尊敬できたと思います。

何より、そんなに嘘で塗り固めるまでする?と感じましたね。年上の彼氏でもあったので、一社会人としてそんなにギャンブルがやめられない彼に嫌気がさしましたね。

結局そのあとすぐにお別れをして、「ギャンブルしない人が良い」という男性とお付き合いをする際の条件ができました。